最高裁判所に特別抗告・許可抗告の申立てを行うことができますが、憲法違反等の場合に認められるものですから、結論が変わることは期待できない場合が多いと言わざるを得ません。
事例別カテゴリー3のアーカイブ:
遺言があれば、遺言書に基づいて相続財産をわければ良いのではないでしょうか?わざわざ遺言執行をお願いする必要はありますか?
遺言書に基づいて相続財産を分けることに相続人が同意している場合には、問題は起こらないと思います。しかし、遺言で認知をする場合などには遺言執行者を定めなければなりませんし、相続人間で信頼関係が崩れている場合や、遺産を実際に […]
遺言執行者は何をするのですか。
遺言執行者は、遺言の内容を実現するために選任されています。それゆえ、相続人に対して遺言の内容を通知して、財産目録を作成し、相続人に交付しますることで、遺言執行の前提を整えます。そして、実際に遺言の内容を実現して行く際には […]
遺言が無効になることはあるのですか?
遺言というと、紙に思いを書けば良いと思われている方もいらっしゃるようですが、法的には、遺言が有効になるための要件(条件)があり、それらを充たしていない場合には、法律的な遺言の効力が認められないということになりかねません。 […]
遺言の方式について教えてください。
民法967条には「遺言は、自筆証書、公正証書又は秘密証書によってしなければならない。ただし、特別の方式によることを許す場合は、この限りでない。」と定めらています。最初に3つ示されているのが普通方式と呼ばれ、特別の方式には […]
どの方式の遺言がおすすめですか?
自筆証書遺言は、簡単にできるというメリットがあります。公正証書遺言は、検認手続が不要で、公証人が関与するので無効になる可能性は低くなります。秘密証書は秘密性が高いというメリットがあります。個人的には、公正証書遺言が総合的 […]
公正証書遺言の方法について教えてください。
まず、証人が二人以上立ち会わなければなりません。遺言者は遺言の趣旨を公証人に口授しなければなりません。そして、公証人が、遺言者の口述を筆記し、これを遺言者及び証人に読み聞かせるか閲覧させなければなりません。遺言者及び証人 […]
公正証書遺言の際、遺言者が署名できない場合はどうすればよいですか?
公証人がそのことを付記して、署名に代えることができます。
どうして公正証書遺言には証人が二人必要なのでしょうか?
人違いの防止、遺言が正常な判断に基づいて行われていることの確認などのためです。
公正証書遺言の際に証人になれない人はいますか?
未成年者、推定相続人・受遺者及びその配偶者並びに直系血族、公証人の配偶者、四親等内の親族、書記及び雇い人はなれません。